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TOHO CINEMAS Ⅱ
- 2013/11/18(Mon) -
IMG0797.jpg 幼い子供にも一回だけで映画の隅々までを記憶させて
しまう怖いゴジラやペシミスティックな人間ドラマを連作
した東宝・円谷作品はやがて方向性が片寄り客層を子供
に限定してしていく。しかし“アダルト”を観てしまった後
には、その当時でさえもうお子様ランチに戻ることは
できず次第にフラストレーションを感じていた。

 そのリクツが説明つくのは勿論大人になってからで
あるが、しっかりとしたドラマに組み込まれてからこそ
特撮も生きてくるのであり、特撮映画は決して特別な
オタク分野の映画ではないということなのだろう。



IMG0784.jpg   さて、純粋な(?)子供に入れ知恵し続けた円谷作品には
  もう一つ忘れられない一篇『怪獣ブースカ』があった。特撮
  ドラマの最終回には涙を誘う秀作が多いのだけど、本作も
  例外でなく予定調和のハッピーエンドに日和らずそれまでの
  コメディー路線から一転、ハードで難解な幕引きが待っていた。 

   ブースカは天体調査のため地球から何光年も離れた星に
  わずか数週間の旅に立つのだが、その間地球上では20年
  の歳月が流れてしまう。光速航行による時空の歪みを知らず
  無邪気に旅立つブースカを、20年の別れを決意して見送った
  主人公大作少年というエンディングは7歳の子供には辛かった、
  いやほんとに。
   子供向け作品にしてこんなにも優しさと哀しさに溢れた
  ヒューマニズム、恐るべし円谷・東宝ワールドなのである。
   


IMG0790.jpg 当ブログでも幾度かとりあげたこの広く知られたアイン
シュタイン相対性理論の典拠は実は、この酷でファンタジ
ーなブースカ最終話から引きずっているトラウマなのだ。

 話を前回の冒頭に戻せば、映画をリアルタイムでしか
観れなかったことは懐かしいというよりは、むしろこう
した熱い思いと感受性を育んでくれた貴重な体験だった
ように思える。されどもっと感謝すべきは、どの時代の
映画も自由に観れることを可能にした現代の技術革新だ。
 30年後の特番『ブースカ帰ったよ!』はネットのおかげ
で知り観ることができた。今度は最後のブースカの言葉に
泣かされた。(おしまい)
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